真珠の取り扱い方




真珠は皆さんもご存じのように、取り扱いに十分ご注意いただく
必要があります。しかし、神経質になるほどのことでもありません。
覚えておいていただくことで、いざという時に役に立つこともあります。
また、正しい取り扱いと手入れで真珠の美しさを半永久的に保つこと
ができるのです。ここでは、気をつけていただきたい点や真珠の
取り扱い方をいくつかご紹介します。

真珠は「酸」に弱い
ドレッシングや酢の物など酢に関係する食品、果物のジュース、ソースなどは
酸性ですので、もし、真珠についてしてしまった場合は、すぐに水洗いし、
水気を十分に乾いた柔らかい布でふき取ってください。
また、酸性の強い温泉も当然、真珠によくありません。お湯はもちろんのこと、
湯気もお気をつけ下さい。
真珠のネックレスのように肌に直接つけるものは、ご使用後はシリコンクロスで
真珠を拭いてから保管下さい。(汗は一般的に酸性といわれています)


真珠は「硬い物」に弱い
真珠を保管する場合、宝飾品同士がぶつからないように保管下さい。
真珠は、炭酸カルシウムの結晶が有機基質が接着剤の役目をして何層にも
重なり合ってできています。
いまひとつ硬さは強くありませんが、弾力性に富んでおり、床に落ちたりしても、
割れたり、欠けたりしにくいという特性もあります。


真珠は「高温」に弱い
真珠の適温は40度以下です。
タバコなどの火がつくと焦げあとがつきますのでご注意ください。